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高血圧と健康生活

高血圧と健康生活

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 私たちが、喜んだり、イライラしたり、または緊張するたびに血圧は変化しています。
 ”カーッと頭に血がのぼる”などといいますが、本気で腹をたてたときなど、こめかみのあたりでドクッドクッと血液の流れを感じることはありませんか?こんな状態のときは、実際に血圧が上がっています。健康な人にとってはなんでもないことなのですが、高血圧の人にとっては、非常に危険な場合もあるのです。
 最近では、家庭でも気軽に血圧がはかれます。毎日、自分の体をチェックしてみるのもよいことでしょう。また、この機会に、食事のとり方や運動量など、日常生活をふりかえってみてください。自分自身で、しっかり健康管理をする・・・ということが、大切なのです。また、少しでも異常を感じたら、専門の医師のもとで検査を受けましょう。

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高血圧が起こるしくみ高血圧が起こるしくみ

  •  全身にくまなく張りめぐらされている血管の長さは想像をはるかに超える長さです。たとえば小腸のじゅう毛というヒダを広げて、その面積を合わせるとテニスコートの広さになり、このテニスコート全体に顕微鏡で見えるくらいの血管が張りめぐらされていることから考えても、小腸だけでもその合計の長さがいかに長いかおわかりいただけると思います。
  •  同じような生活環境で生活していても、高血圧の人とそうでない人がいます。この違いはどうしてなのでしょうか。
     本質的には体質が問題なのです。つまり、高血圧になりやすい体質をもっているかどうかなのです。ではこの体質はなにが原因かといいますと、遺伝なのです。
  •  俗に、頭に血がのぼるといいます。カーッとして思考がストップ、まるで体中の血が一時に頭にのぼってきてしまった感じがします。実際はどうでしょうか。
     たしかに人間、激怒したりあるいは異常な緊張が続いたりすると、血圧が上がり脳血管が拡張される結果、脳に血液が上がったような状態になります。
  •  低血圧の人は朝、なかなか起きられないといいます。血が頭まで回るのが遅く、いつまでも寝床でボーとしてしまう、というのですが本当でしょうか。
     一般的にいって、早朝は血圧が低いものです。というのは、人間寝ているときは血圧が低くなっているからです。つまり、血圧は1日のうちにかなり変化するということなのです。
  •  高血圧であるかどうか。これを判断するには血圧の高低以外にも、いろいろな要素を加味しなくてはなりません。
     まず、血圧を測定してみて最高血圧、最低血圧ともに異常値を示しているような場合は、その原因を探ります。ほとんどは本態性高血圧の場合が多いのですが、ほかに原因がないのか、じっくりと慎重に調べなくてはなりません。
  •  高血圧をきたす特別な病気がないのに生じた高血圧。これが本態性高血圧です。つまり、体質的なものです。高血圧の7〜8割がこのタイプです。
     原因として考えられている説がいくつかありますが、まだ決定的なものはありません。

高血圧とこわい合併症高血圧とこわい合併症

  •  毛細血管が縦横に走っている脳。脳細胞の数は数億ともいわれ、思考はもちろんのこと、体内の調整などすべてをコントロールしています。一時も休むことなく働いている脳細胞は、大量の酸素と栄養(脳細胞のエネルギー源は糖)を必要としています。これらを十分に供給しているのが、血液です。
  •  脳梗塞とは文字通り、脳の中の血管がなんらかの理由によって詰まってしまうことをいいます。血管が詰まってしまうと、その先に血液が流れなくなってしまいますから、当然、脳細胞は壊死してしまいます。
  •  原因は脳の中の血流が一時的に阻害されるからです。
     理由はいろいろありますが、脳梗塞の前兆として考えられるのは、動脈硬化です。脳梗塞となる直前に血流が戻り、大事にいたらなかったと考えられます。
  •  動脈硬化症というのは、文字どおり動脈が硬化してしまうことで、高血圧の人にとっては、爆弾を体内に抱え込んだような状況といっていいでしょう。
     血管が硬化してしまうと、血管がつまりやすくなったり高い血圧に耐えられなくなります。
  •  脳卒中の1割程度がこのクマ膜下出血といわれています。
     症状としては、突然の激しい頭痛です。カナヅチで突然たたかれたような激しい頭痛がおき、首が硬直し、嘔吐をともないます。
  •  脳の血管が動脈硬化を起こしてしまうことで、高血圧が引き金になって、脳梗塞、脳内出血といった事態を引き起こします。
     脳動脈硬化そのものの発生に、高血圧は直接には関係していません。
  •  痴呆症は一般的には「ボケ」のひどい状態といえますが、医学的には一度できあがった知的な能力が普通の生活に適応できないくらいに低下した状態を指します。さまざまな型の痴呆がありますが、そのうちの代表的な痴呆の一つが脳血管性痴呆症です。
  •  心臓は1日に9万回近く拍動し、しかもその動きを止めることがありません。したがって非常にタフで勤勉な酷使されている臓器といえます。
     ところが、非常にタフな心臓であるにもかかわらず、人間の場合、心臓病は現在、死因の第2位を占めています。統計によれば約2割の人は、心臓病で死亡するそうです。
  •  心臓は筋肉の固まりです。しかも、24時間休みなく働き続けています。心臓が消費するエネルギーも莫大なものがあり、そのためには冠動脈という専用の動脈をもっています。
  •  冠動脈の血液の流れが動脈硬化などによって滞ってしまうと、狭心症におちいります。しかし、まだこの段階では心筋が壊死してしまうという事態は発生しません。では、血液の流れが完全にストップしてしまったらどうなるでしょうか。
  •  長期の高血圧と動脈硬化のダブルパンチによって発生する腎臓の病気の代表格が「腎硬化症」です。
     腎臓は、血液を浄化し老廃物を尿として処理するところ。この機能が弱ってくると尿毒症など恐ろしい病気に発展する危険性がありますから、油断できません。
  •  単に血圧が高いというだけでなく、悪性という言葉からもわかるように、腎機能が急激に低下するほか、脳や心臓も急激に悪化させてしまう高血圧をいいます。最低血圧が130ミリ以上にもなります。
     異常な高血圧のために、眼底変化を起こします。ひどい場合は眼底の毛細血管が破裂し、出血することもあります。
  •  大動脈とは心臓から直接つながっている太い動脈のこと。大動脈瘤というのは血管が高い血圧に耐えられなくなってしまい、風船のようにプックリ膨らんでしまった状態をいいます。
     通常の状態では、心臓から送りだされる高圧の血液は、弾力性にとんだ大動脈に流れこみ、猛烈な勢いで全身に流れていきます。
  •  同じ血管でも動脈は静脈と違って、その構造が複雑です。
     血管の壁は高い血圧にも十分に耐えられるよう、三重になっています。内側から、内膜、中膜、外膜の順になっています。

高血圧の治療とポイント高血圧の治療とポイント

  •  高齢者は健康な人であっても、ある程度血圧が高いものです。
     その理由はいうまでもなく、血管が老化し、動脈に弾力性がなくなり、同時に細くなってしまうからです。
  •  本態性高血圧とは、明らかな基礎疾患のない高血圧です。したがって、一般療法および薬物療法による根気よい降圧が治療になります。
     高血圧と診断されたら、それが本態性のものか、それとも原因がわかる二次性高血圧なのかをはっきりさせる必要があります。
  •  人間にとって血圧は不可欠なもの。しかし、高すぎても低すぎても健康な状態を保つことができません。そこで、おのずから「正常値」というものが設定されるわけですが、これも正確にいえば個人差があり、どこからどこまでが正常値であるかを判断するのはむうかしいものです。
  •  血圧降下剤をはじめて服用すると意外がほどあっけなく下がります。すると、本来的に薬ぎらいな人は「もう血圧が正常に戻ったからこれ以上服用の必要はない」とかってに判断してしまう傾向にあります。薬ですから、副作用の心配もあります。服用をすぐにでもやめたい気持ちもわかりますが、高血圧症はそう簡単に治るものではありません。そのことをまず、しっかり認識する必要があります。
  •  高血圧の治療には一般療法と薬物療法がありそれぞれ重要視されています。とくに近年、作用のしかたが異なる多くの種類の薬が利用できるようになり、したがってそれだけ高血圧の薬物によるコントロールが効果的に行われるようになりました。
  •  高血圧はもちろん、他の病気でも初診時には、医師による問診が行われます。この際自覚症の経過、持病を含め過去の病歴、家族歴、喫煙や飲酒の状況など正確で簡潔に報告することが必要です。
  •  飽食の時代といわれて久しく、食物があふれかえっている社会の中で、人々は肥満に拍車をかけています。
     いうまでもなく肥満は万病のもと。成人病を中心にいろいろな病気を引き金や増因子になっています。
     高血圧症もその一つ。肥満者は、体重が増すごと血圧も高くなります。
  •  塩分のとりすぎは高血圧の原因になるということが広く知られていますが、これは本当でしょうか。
  •  西洋医学による高血圧の治療目的は血圧を長期にわたって下げることにより合併症を予防することにあります。極めて多数の患者さんを対象とした長期間の研究により、この降圧療法の有効性が確認されています。一方、漢方による高血圧の治療は永い漢方の歴史の中で考えると、西洋医学と同様に比較的最近の経験より成り立っています。
  •  妊娠中ですからなるべく薬の投与を行わずに血圧を下げたいものです。
     まず食事の制限を行います。塩分を極力少なくします。また、精神的なものも血圧上昇に影響しますから、リラックスを心がけ、睡眠、休養を十分にとるようにします。
     それでもなお血圧が下がらない場合、胎児に影響が極力少ない薬をつかって、血圧を下げることになります。
  •  50歳までの女性は男性に対して、血圧は低めです。なぜこのように女性のほうが血圧が低いのかは、完全にはわかっていませんが、50歳くらいまででは、女性は男性より、高血圧になりにくいといえます。しかし、この年齢をすぎると、女性のほうが血圧が上がってくるので、安心できません。とくに、高血圧の合併症としても重要な動脈硬化症の病気がではじめる時期があります。
  •  人間、年をとれば誰でも動脈硬化におちいるものです。その結果、少々血圧が上昇するのはやむをえません。
     年をとれば耳が遠くなったり、目がかすんだりするのと一緒なのです。ただし、血圧と他の老化現象との著しい違いは、脳卒中など直接、死に関係している危険な症状だということです。
  •  高血圧症の人は、肩がこったり、頭が重くなったり、あるいは腎臓機能に障害がでたりします。
     残念ながら、ここを押せば血圧が正常に戻るという便利なツボは現在のところ発見されていません。したがって、対処療法的に高血圧症によって生じた痛みなどの病状を少しでも和らげるためのものとなってしまいます。
  •  マッサージにおいて、速効的な効果というものは期待できません。ただし、全身をマッサージすることによって、肩こり、冷え性、腎臓機能低下、頭重感といったものをいくらかでも解消できます。

高血圧危険度チェック高血圧危険度チェック

  • 高血圧と診断されている人も、もう一度自分の体をチェックしてみてください。当てはまる項目に○をつけ、高血圧の進行度を見ます。


    【自覚症状チェック】

     @ めまい、耳鳴り、肩こり、不眠が続く
     A後頭部からうなじにかけての頭重感
     Bかすみ目や涙目などの視力障害
     C動悸や息切れが激しく、胸部に圧迫感がある
     D怒りっぽい
     E夜間頻繁にトイレに起きる

    【生活面チェック】

     @体重が増えてきている
     Aコーヒーや紅茶を1日3杯以上飲む
     Bタバコを1日20本以上吸っている
     C宴会が週4回以上ある
     D1日に食べる食品は、手料理より加工食品が多い
     E趣味がない
     F味噌汁を1日2杯以上とる
     G洋食の味つけに物足りなさを感じる
     H食事には必ず漬物をとる
     I体を動かすのが億劫だ
     J動脈硬化や狭心症などの心臓病の持病がある
     K朝食をとらない
     Lすぐ寝転がるクセがある
     M感受性が強いほうである

    自覚症状 ○があれば、成人病を疑う必要があり予防のために検診してみましょう。

    生活面  5以下:正常範囲
         6〜9:高血圧になりやすい予備軍生活
         10以上:高血圧、成人病になる生活を行っている

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