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脳内出血

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毛細血管に覆われている脳細胞


 毛細血管が縦横に走っている脳。脳細胞の数は数億ともいわれ、思考はもちろんのこと、体内の調整などすべてをコントロールしています。一時も休むことなく働いている脳細胞は、大量の酸素と栄養(脳細胞のエネルギー源は糖)を必要としています。これらを十分に供給しているのが、血液です。

 脳細胞の中には、赤血球1個がやっと通ることができるほど細い毛細血管がビッシリ走っています。

 脳細胞の端っこまでちゃんと血液を運ぶには、それなりの血圧が必要です。ところが、なんらか原因で血管に柔軟性がなくなったり、あるいはあまりにも血圧が高くなってしまうと、途中の血管が破れてしまいます。これが脳内出血です。





再生不可能な脳細胞


 脳血管障害を総称して「脳卒中」といいますが、「脳卒中」を大きく分けると、脳の血管が破れて出血し、細胞が破壊される「脳内出血」と、血管が詰まってしまい血液が滞り、脳細胞を破壊する「脳血栓」があります。

 また、その他には脳の中の血液が一時的に不足してしまう一過性脳虚血性発作などがあります。

 ところで、一度破壊された脳細胞は、再生されません。つまり、脳細胞は細胞分裂を行わないのです。生まれたときに持っていた脳細胞の数のまま、一生を過ごすのです。脳内出血に限らず、脳のトラブルの重大さは、脳細胞がそのまま破壊されてしまうという点にあります。





突然襲われる死の危険


 ですから、かりに心臓の動きをつかさどっている部分で脳内出血が起これば、そのまま心臓停止などという最悪の事態を招きかねないのです、心臓ばかりではありません。脳はそれ自体がきわめて重要な臓器ですから、どの部分であっても、体に著しい影響をおよぼすのです。

 明確な予兆といったものがあればいいのですが、残念ながら頭痛、吐き気、めまいといった程度の自覚症状しかなく、「突然」というケースがほとんどです。この脳内出血を起こす重大な要因の一つに、高血圧があります。血圧が高く、その血圧に脳の毛細血管が耐えられなくなると、いちばん弱い血管が破れてしまうのです。

 出血してしまうと、血が固まって血腫となります。すると血腫のまわりに水がたまり、むくみといわれる状態になります。出血が大きいと、血腫もむくみも大きく成長し、周囲の脳細胞を圧迫します。その圧力は全脳細胞におよび、ひどい場合は脳細胞の正常な活動が困難となり、死をもたらします。


高い確率で後遺症がでる


 脳内出血で最も恐ろしいのは、呼吸や心臓の動きを支配する脳幹の部分の出血で、これらの中枢の機能停止は直接に死につながります。また、大量の出欠とそれにともなう脳浮腫は脳幹を圧迫し、死につながるため恐ろしい脳出血です。

 いずれにしろ、なんらかの形で脳の損傷はまぬがれることはできず、後遺症がでます。片麻痺、言語障害などです。日常生活を正常に営むには、リハビリは欠かせません。なお、高血圧の状態がいつまでも続けば、脳内出血の再発という危険もあります。


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